銃砲所持許可への道【その15】銃を運ぶよ!最終確認

銃砲所持許可への道【その15】銃を運ぶよ!最終確認

銃の所持許可を得るために最初に警察へ行ってから約1年。おそらく最後の警察での手続きになる「銃の確認」。いろいろな思いに浸りたい気分を一旦置いて、最後のミッションを遂行する!

当日の予定

1日会社を休んで朝から動く。

〜本日の予定〜
午前中にレンタカーで車を借りる

銃砲店へ行く
→所持許可証を見せて銃を受け取る

警察署へ行く
→銃の確認と火薬類等譲受許可申請をする

銃砲店へ戻る
→銃の保管

車を返しに行く

友人と飲みに行く

現在車を持っていないのでレンタカーで車を借りる。
車の運転は好きなのだが普段は使わないので必要な時にレンタルしてきた。
今後は射撃場へ行くのにあったほうがいいのだろうけど、維持するのも大変だし悩むところだ。

平日に車運転するのも久しぶりだな〜!
銃を運ぶだけなので小さめの乗用車を借りる。

ドライブ!

慣れないカーナビで目的地の銃砲店を指定してドライブスタート!!

わーい!
…めっちゃ混んでるー

平日午前中の道路事情を知らなかった。
親切にカーナビが渋滞情報を教えてくれるので迂回コースを選ぶ。

わーい!
…めっちゃ混んでるー

またか。もう一度回り道を…

わーい!

ん??
この道はまさかの高速道路?

高速道路なんか乗りません!そんな距離じゃないでしょー別の道!別の道!

予定より大幅に遅れて銃砲店へ到着。

銃をお迎え

早速、銃を受け取る手続きをする。
所持許可証の中ページにある銃の譲渡欄に記載してもらい、銃の支払いを済ませ受け取り完了。

作ってもらった銃床も完成して(以前の記事
私の銃はショーケースの中で
ずーっと待っていてくれた。

やっとお迎えにあがりましたよ!

ベレッタ 682 GOLD E カスタム
ででーーん!

ベレッタ682 GOLD E カスタム
MY銃 ベレッタ682 GOLD E カスタム

実は銃に名前をつけてたのでこっそり呼びかける(店長さんに聞かれないように笑)。

私がニヤニヤしていると

「銃の取扱を教えますね」

と、店長さんに
銃身と先台と銃床に分解するやり方を教えてもらう。

分解して組み立てる。
分解してしまう。

これをこのあと警察でやらなくてはならないのだ。
銃口の向きに気をつけてきちんと取り扱わないといけない。

なかなか大変だった。
銃を折るレバーが右利き用のままなので左手でレバーを扱うのに苦労する。ちょっと固いしうまくはまらない。

それと銃を使ったあとのお手入れに必要な道具一式を購入してお手入れ方法を教えてもらう。

銃のメンテナンス用具
銃のメンテナンス用具

汚れを拭き取るだけでなく、オイルをつけておくところとかも教えてもらう。

私は銃の保管をお願いするので保管委託に関する手続きもする。

弾の消費計画書

そして…

あの〜、店長さん。警察から弾の消費計画書を出せって言われたんですけど、これ適当に書いていいんですか?よくわからなくって

そう、この日は銃の確認と一緒に火薬類等譲受許可申請をするのだが、
前回警察から、初回は800発の消費計画書を書いてもってこいと言われたのだ。

800発をいつどこで使うかを書いて出すってことなのだが、そんな先の予定なんてわからないよー

店長さんに聞くと、
ああ、最初はわからないですよね。良ければ私が作成しましょうか?

えっ!作ってくれるなんて!
いいんですか?すみません、お願いします!!

弾の譲受許可は有効期間が1年なので、1年以内に消費するような計画書を書いてもらった。
私の場合は月2回の射撃、1回で100発撃つ計算で作ってもらった。
予定はだいたい○○月上旬とか下旬とかで射撃場は行く予定の場所を暫定で書けばよいという感じだ。
あくまで計画なので実際と違っても問題はないらしい。
早めに消費してしまったらまた申請すればよいのだ。

それとこれからは消費した弾の管理をしなければならず、帳簿にいつどこで何発使ったかを記載して数があうようにしないといけない。

ちなみに書式は特に決まってないらしく、売ってる管理帳を購入しても良いしエクセルなどのソフトを使ってPCで管理するのでも良いらしい。

なんだかんだと話ながらくつろいでいたら
おお、もうこんな時間!警察行かないと!

店長さん、とりあえず警察行ってきます!
で、また戻ってきます!

ガンケースに銃を入れて車へ運ぶ。

あらためて考えると
実銃なんだよねー
そして私が購入したものなんだよねー

とっても不思議。

これより警察署までの短い時間
銃を乗せてドライブだーー!!

車内でニヤニヤしながらカーナビの目的地を警察署に!
カーナビさん今度は高速道路以外の早いコースを教えてねー

警察署

警察署は進行方向右側にあった。
片道一車線で中央ラインに寄って右ウインカーを出し停止する。

警察署の前は停車中の車でいっぱいだ。

や〜混んでるなぁ…
駐車場入れるかな?

警察署の前には
竹刀みたいな棒を持った怖そうな警察官が立っていて(立ち番)こちらに気がつく。

私は車の窓を開けて指をさし
そこに入りたいという意思を示す。

すると
対向車線の向こうから
駐車場いっぱい!!用件は?
と大きな声で聞いてきた。

ど、どうしよう?

口を思いっきりすぼめて小さな声で

と言ってみた。

すると
え〜?
と大きな声で片手を耳にあてて『聞こえないぞ』
というオーバーなリアクションをしてきた。

困ったな…
こんなとこで「銃」なんて単語言えないよ〜

そこで
窓から少し乗り出し気味に
覚えたての銃を構える格好をしてみた。
そして警官の方を見て再度口をすぼめて

と一言。

すると
じゅ〜う?
とまた大きな声で返してきた。

ピンポーン!正解♡
うんうん
と大きくうなずいてみせた。

ジェスチャーゲーム終了

え〜、じゃあちょっとぐるっと回ってきて!多分すぐ空くと思うので!
と言われてホッとする。

よかった。近くに駐車場ないしどこかに止めて銃持って歩くの嫌だし。

警察署の周りを適当に走って左折で入れるよう道を選び警察署に戻ると、今度は車1台分空いてたので入れてもらう。

約束の時間をちょっとすぎてしまったので急いでガンケースを持っていつもの生活安全課へ。

おや?
今日もイガちゃん(担当官)がいない。
前回のベテラン刑事風の補佐官が対応してくれた。

銃を丁寧に出して組み立てる。
さっき教わったばかりだからねー。
銃身と銃床の角度をあわせて丁寧にはめないと…

はい、一回ですんなりできた!
本番には強いです。

ベテラン刑事風の補佐官が銃の写真を撮り寸法を測る。
銃身の長さや銃の全長、申請したサイズとあってるか、銃の番号なども照らし合わせる。

はい、問題なし!

ベテラン刑事風の補佐官は
これいくらしたの?」とか「どこの射撃場いくの?」「あたるの?」など居酒屋のカウンターで隣に座ったおっちゃんみたいに話しかけてくる。

こちらも飲んでるおっちゃん相手に話すように答えてしまう。

そして銃砲店で書いてもらった弾の消費計画書をだして800発の申請を出し、いつものように…

火薬類等譲受手数料
火薬類等譲受手数料

はい!手数料も支払い完了!

ああ〜これで本当に銃を所持できるんだ!射撃することができるんだ!!

本当に約1年かかったよーー
この警察署へ来るのも次はいつだろか…

そうだ、イガちゃんは最近いないんですか?

家に遊びに来てから会ってないし
電話にも出ないから気になっていたのでおっちゃんに聞いてみた。

すると
学校行ってるんですよ

え⁉︎どいういうこと?

勉強して次のところへ行くんです

ええええー!
なんと次の月から異動するらしい。

なんだ〜言ってくれればいいのに…
ちょっと寂しいなぁ

勉強してステップアップするんだね。
警察官も大変なんだねー
イガちゃん頑張ってね!

おっちゃんが次の担当になる人を紹介してくれた。

……。

「よろしくお願いします…」
そう言って頭を下げた次の担当官は、
また若くてひょろ〜っとしていて、
イガちゃんみたいに尖がった感じはなく、
真面目な大学生みたいな人だった。

「よろしくお願いします!」

そして、おっちゃんがにこやかに
これからたくさん練習してたくさん使うんだよ
と言ってくれた。

不思議だね。
許可おりる前は、できれば銃を持たせたくないという対応だったのに、許可がおりたらたくさん銃を使えという。

使うから許可したのだ。
許可したからには正しく使って技術を磨くことが有用なのだ。

ありがとうございます!

銃を持って駐車場へ。
車に積んでホッとする。

さぁ、お家に帰るまでが遠足です!

気をつけて帰ろう!
あ、いや、銃砲店へ戻らなきゃ!

喜びをかみしめながら静かに運転を…と思ったが
嬉しくて歌を歌いながら運転して銃砲店へ戻った。

だいぶ遅い時間になってしまったが
銃砲店はお客さんで賑わっていた。
すこし会話を楽しんだあと、銃の保管をお願いした。

ああ、持って帰りたい!!
もうお別れなんて!!
これから遠距離恋愛みたいな付き合いになるけどよろしくね。
銃の名前を心で叫ぶ。

車を返却し、予定を2時間ほどオーバーして
友人を待たせてる店に向かった。
協力してくれた友人に報告して祝杯をあげたのだった。

わーーーーい!